ちょっとお久しぶりな、たけけんっす。
VPSが恋人みたいな生活をしていますが・・・
さて、スナップショットという機能を前から使ってみたいと思ってて、ちょうどお名前.comのVPSに実装されたようなので、ちょっと試してみる事にした。
このスナップショットを使って、2種類のOSを使って育てることもできるし、少し前の状態に戻してみたり、同じサーバーをたくさん作ったりする事に使えるらしいのだ、ちょっと楽しそうでしょ。
失恋とは関係ないからな!
気になってたスナップショットが使えるのと、Servers@man以来の新規申し込みになるので、ちょっとワクワクさん。
さくらはクレジットカードで申し込んだ場合のみお試し利用ができるけど、お名前の場合はメール請求を選んでもお試し利用ができるらしい、でも電話認証があった。
とくに問題なく終わる。
とりあえずコンパネに入ってみて、yumのアップデートとか初期設定というか外部から繋ぐための設定を済ませる。
結構サクサク動くので、ターミナルソフトから繋がなくても、ウェブ上のQEMUでもわりと使える感じ。
デフォルトOSはCentOS6、まあ普通にインストールしたのと同じくsshの22番が空いている状態だったけど、鍵認証が最初っからできるようになっていてウェブ上から鍵がDLできるようになっている、Teratermで試したらちゃんと秘密鍵でのログインができた。
んで目的だったスナップショットを使ってみることに、まず仮想サーバーを停止してないと駄目らしく、停止してからスナップショットボタンを押すだけで操作は終わった。
うーん、何だかむなしさが残る……
ということで、普通にCentOSのインストールを行って、LVMのスナップショットをやってみようという企画に変えた。
ISOイメージが用意されているので、ディスクを選んで起動するとインストール画面が立ち上がる、このへんはさくらと同じだが、こっちは画面に埋め込んだ形でQEMUを使うようになっていて、体感の差だけどお名前のQEMUの方が軽く感じる。
インストールの時にLVMでセットアップする必要があるが、さて、いまだにLPICレベル1もとっていないあたくし、ファイルシステムの理屈もよく分かっていないので、いろいろと参考サイトを漁る。
参考サイト
Open Groove LVMスナップショットの覚書
いまずぐ実践Linuxシステム管理 LVM のスナップショット機能を使ってみる
とりあえず今の状態はこんな感じ
# df Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/mapper/vg_v157713565-lv_root 29169532 1140820 26546984 5% / tmpfs 510340 0 510340 0% /dev/shm /dev/vda1 495844 52489 417755 12% /boot /dev/mapper/vg_v157713565-lv_home 51339916 184136 48547860 1% /home # lvscan ACTIVE '/dev/vg_v157713565/lv_root' [28.26 GiB] inherit ACTIVE '/dev/vg_v157713565/lv_swap' [1.97 GiB] inherit ACTIVE '/dev/vg_v157713565/lv_home' [49.74 GiB] inherit
ってことで早速作ってみる。
# lvcreate -s -L 32M -n Logvol00_snap /dev/vg_v157713565/lv_home Logical volume "Logvol00_snap" created # lvscan ACTIVE '/dev/vg_v157713565/lv_root' [28.26 GiB] inherit ACTIVE '/dev/vg_v157713565/lv_swap' [1.97 GiB] inherit ACTIVE Original '/dev/vg_v157713565/lv_home' [49.74 GiB] inherit ACTIVE Snapshot '/dev/vg_v157713565/Logvol00_snap' [32.00 MiB] inherit
増えた増えた。
rsyncとかをする時はマウントするらしい。
# mkdir /mnt/snap # mount -o ro /dev/vg_v157713565/Logvol00_snap /mnt/snap
比べてみるテスト
# df Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/mapper/vg_v157713565-lv_root 29169532 1140832 26546972 5% / tmpfs 510340 0 510340 0% /dev/shm /dev/vda1 495844 52489 417755 12% /boot /dev/mapper/vg_v157713565-lv_home 51339916 184136 48547860 1% /home /dev/mapper/vg_v157713565-Logvol00_snap 51339916 184136 48547860 1% /mnt/snap
homeだけじゃなくてrootパーティションのスナップショットも取ってみてマウントしてみた。
# df Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/mapper/vg_v157713565-lv_root 29169532 1140836 26546968 5% / tmpfs 510340 0 510340 0% /dev/shm /dev/vda1 495844 52489 417755 12% /boot /dev/mapper/vg_v157713565-lv_home 51339916 184136 48547860 1% /home /dev/mapper/vg_v157713565-Logvol00_snap 51339916 184136 48547860 1% /mnt/snap /dev/mapper/vg_v157713565-Logvol00_snap2 29169532 1027300 26660504 4% /mnt/snap2
中を見てみる。
# ls /mnt/snap lost+found # ls /mnt/snap2 bin dev home lib64 media opt root selinux sys usr boot etc lib lost+found mnt proc sbin srv tmp var
よし、できてるね。
実際にスナップショットを利用するところまではやっていないんで、何か達成感がないけどね。
くりっとボタンを押しただけでこんなけの事ができるんだから、楽でしょう。
そのうちApacheのインストールとかもワンクリックでできるようになるんでしょうね。
複数Apacheを立ち上げる時とかはソースから入れる訳だから、その辺もクラウド環境でさくっと作れたら時間短縮になるね。
久しぶりのブログ更新でしたが、何か勢いがないなあ。
まあいいかな。