Linuxのカーネルの再構築をやってみた

LPICのレベル2ではLINUXカーネルについてレベル1よりも深いとこまで問われるのでカーネルの再構築を1回やっとこうと思います。
せっかくなので3系にしてみました。

参考サイト
LinuxMaster.jp
CentOS6.3をLinuxカーネル3.6にアップデートしてみました(カーネル再構築)

手順については参考サイトのままになります。

たけけんの仮想サーバーの環境は
CentOS release 6.4 (Final)
2.6.32-358.2.1.el6.x86_64
てな感じ。
最小構成インストールなので、インストールしたものは以下

yum -y install perl gcc make wget

レッツトライ。

cd /usr/local/src
wget wget http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v3.x/linux-3.6.tar.gz
zxf linux-3.6.tar.gz
cd linux-3.6
cp /boot/config-2.6.32-358.2.1.el6.x86_64 ./.config
make oldconfig

流れはLPICレベル2の教科書にもあるけど同じ流れでなので、参考書でも確認できます。
やはり実際やるのが自分には性にあってます。

はてさて、make oldconfigまでさくっと終わって良かったのですが。

make
make[2]: *** [fs/cramfs/inode.o] エラー 1
make[1]: *** [fs/cramfs] エラー 2
make: *** [fs] エラー 2

こんな感じでエラーが起こった。
エラー内容でググってみたけど参考になるものはなく、いろいろ調べたところdfコマンドで容量に空きがないことが分かったorz

仮想環境なのでHDDを増設してみたが、経緯は省きますが失敗しちゃいました。
ext3の環境も欲しかったし、OSインストールからやることにしました。

ここでまた問題が、出勤前に作業してたんですが、makeが終わらない!w
1時間くらいかかってやっと終わりました。
遅刻はしなくてすんだ。

帰宅後、最後の仕上げをやってます。

make modules_install
make install

完成しました。

ls -l /boot
System.map-3.6.0
initramfs-3.6.0.img
vmlinuz-3.6.0

OKだ。

view /etc/grub.conf
title CentOS (3.6.0)
root (hd0,0)        kernel /vmlinuz-3.6.0 ro root=UUID=755d8e92-1880-457a-b990-e6825786014b rd_NO_LUKS rd_NO_MD quiet rhgb crashkernel=auto  KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=ja_JP.UTF-8 rd_NO_LVM rd_NO_DM
initrd /initramfs-3.6.0.img

grub.confには自動的に追記されるようだ。
起動しなかったらいやなので、まだ書き換えずリブート。

 

上手くいったようだ。
これでカーネルをソースから入れた環境ができた。

uname -r
3.6.0

あとはgrub.confを書き直したら終了ずら。
ではまた。

カーネルのアップデートってこんなに簡単だったっけ?と思ってたけど、もしかしたらBIOSのアップデートと勘違いしていたかもしれない・・・

Twenty Four 24 も3月にシーズン7まで終わって、4月でファイナルシーズンだわ、早いもんで半年になるんだなぁ。

Related Posts


投稿者: Takeken

インターネット利用者のITリテラシーを向上したいという設定の2次元キャラです。 サーバー弄りからプログラミングまで手を付けた自称エッセイストなたけけんの物語。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です