むかしむかしのこと、mondoresqueを使って同じ環境を自宅PCに作ってみようとしたけど、VMwarePlayerだと、 fstabの設定が必要だったんだけど当時はそれができずに挫折。その後、VMwareWorkstationの体験版を使って、それだとHDDの設定をPlayerより細かく選択できたのでなんの苦労もせずにISOから簡単に復元できたのだ。
しかし、ISOなのでその時の状態に限定されてしまう。
ふとrsyncでプラン変更の記事を思い出して、これを使ったらテスト環境もいつでも作れるじゃないのかっていう。
ところでつい先日の話ですが、VMwareToolをインストールしたらネットワークに繋がらなくなった件は、もっかい初めからVMwareにOSをインストールして、VMwareToolをインストールという順を追ってやってみたけど再現性はなかった。
何かの拍子にブリッジ接続にVirtualBoxの仮想ブリッジが入ってしまって、更になぜだか有効になってしまったということになるんだけど、もう真相は闇の中だ。
てなわけでVirtualBoxからふたたびVMwareに乗り換えすることにした。
VirtualBoxの方が管理画面を残したまま複数のサーバーを動かせたし、スナップショットが使えるしクローンも簡単に作れるので検証作業をさくっとできたのだけど、VT-Xがうまく動かないので、今後を考えるとVMwareを使っとく方がいいかなあと。
もっと本格的にやるんだったら有料のバージョンを使うか、VT-Xが使える実機を買う方が安いからそっちを検討するのが良いんだろうけど。
そんなことはまだ先になるので、とりあえず今はVMwareを使って、rsyncを使ってローカルにコピーをとってみようと思った。
まずはCTUの設定をしないといけないのだが、ゲームとかはやらないのでWAN側からの接続はVPSからのパケット以外はすべて破棄するようにした。
CMANとレンタルサーバーを使って、自宅のIPアドレスへPINGの疎通テストをして100%ロスなることを確認できた。VPSからは疎通OKですだ。
あとはVPSからのSSH接続をVMwareで起動している仮想サーバーのIPアドレスへ行くように設定をする。
これでCTUの設定は終わった。
rsyncのコマンドは下記を参考に。
さくらインターネット創業日記
さくらのVPSで上位プランに移行するための手順
drk7.jp
さくら VPS 旧プランから 2G 新プランへの移行手順
やはり環境が違うとうまくいかないようで、何度かやりなおしてやっと上手くいきました。
# rsync -rtlzvogpHAX --exclude /boot/ --exclude /dev/ --exclude /proc/ --exclude /sys/ --exclude /var/lock/ --exclude ifcfg* --exclude ssh_host_* --exclude /etc/ssh/ --exclude fstab --block-size=4096 -e "ssh -p 10022" / 122.131.***.***:/
うちはローカル環境に飛ばすのでPermitRootLoginはOKに変更して、ポート指定を加えて、除外するディレクトリも何個か変えてみました。
C:\Windows\System32\Drivers\etc\hosts
を書き換えて、www.vincentina.netをローカルのIPに変更。数十ページアクセスしたけど問題ない様子。よかった。
これでVPSと同じ環境(できるだけ近い)、検証環境ができたのだ。
バックアップはこれを応用すればいいさ、いまはwordpressのプラグインでやってるんだけどね。
PHP便利なんだよねー。