見よう見まねでVyattaでRIPのテストをしてみた。

今回からはルーティング第1弾ということで

スタティックなルーティングではなくて、ダイナミックにルーティングしてくれるプロトコルで、参考書の一番最初に出てくるようなシンプルな動きをするRIPのテストを試してみたナウ。

SPECー天ーの栗山千明みたいな言い方になってるが気にするな。

とにかく見よう見まねで、コマンドはTAB補完で出てこなかったのでとりあえず適当にやってみたけど、動いたので記事にしてみる。

Vyattaの初期設定とEtherNetの設定は省略する。
ただVMwareの設定は外につながっているVyatta1サーバーのeth0だけはCTUと直接つながっている。
よってSSHを起動させて、Windowsからターミナルで接続可能にした。

設定はこんな感じで、参考サイトとかなり似ているが多少違うところは注意が必要。

vyatta1
set protocols rip redistribute connected
set protocols rip network 192.168.20.0/24

vyatta2
set protocols rip redistribute connected
set protocols rip network 192.168.20.2/24
set protocols rip network 192.168.22.2/24

vyatta3
set protocols rip redistribute connected
set protocols rip network 192.168.20.3/24
set protocols rip network 192.168.22.3/24

vyatta4
set protocols rip redistribute connected
set protocols rip network 192.168.22.4/24

今までの知識からするとVyatta1からVyatta4へはNATの設定をしないと、別のネットワークの192.168.22.4とは通信できないはずだけど、RIPの設定をすると通信ができた。
これがルーティングというやつか。
実際に見て見るとおもしろい。

今回はちゃんと図を作った。

net01

 

動作確認という事で、vyatta1からvyatta4へPINGを打ち続けて、Vyatta2を停止してみた。
見せてもらおうか、動的なRIPの性能とやらを。

vyatta@vyatta:~$ ping 192.168.22.4  
PING 192.168.22.4 (192.168.22.4) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=1 ttl=63 time=0.546 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=2 ttl=63 time=0.820 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=3 ttl=63 time=0.833 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=4 ttl=63 time=0.517 ms

~~省略~~

64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=23 ttl=63 time=0.779 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=24 ttl=63 time=0.856 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=222 ttl=63 time=0.487 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=223 ttl=63 time=0.597 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=224 ttl=63 time=0.451 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=225 ttl=63 time=0.443 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=226 ttl=63 time=0.467 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=227 ttl=63 time=0.618 ms

~~省略~~

64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=237 ttl=63 time=0.448 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=238 ttl=63 time=0.424 ms
64 bytes from 192.168.22.4: icmp_req=239 ttl=63 time=0.418 ms

^C
--- 192.168.22.4 ping statistics ---
262 packets transmitted, 65 received, 75% packet loss, time 261054ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.357/0.589/1.093/0.183 ms

思ってたよりも通信断が長くてちょっと焦ったけど、無事にvyatta4へのPINGが再開された。
OSPFだとさらに設定が可能なようなので、おもしろそうだ。

っていうかスタティックなルーティングから勉強した方がよかったかなーと終わってから思ったけど、やってしまったものは仕方がない。
勉強はCCNAの試験までにやればいいし、おもしろそうだから先にOSPFをやろう。

 

参考サイト
aaabbb_200904の日記 vyattaでRIPを試してみた

 

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投稿者: Takeken

インターネット利用者のITリテラシーを向上したいという設定の2次元キャラです。 サーバー弄りからプログラミングまで手を付けた自称エッセイストなたけけんの物語。

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