最近FreeBSDをさわってたので、Jailにしようかなあと思いつつも、とりあえずKVMでまたやろうと気が変わり、どうせなので最近知ったScientificをさわるついでにこいつをホストサーバーにしようという流れになりました。
ホストサーバーはこないだ作ったので、モジュールをロードするところから始める。
過去にCentOSにKVMをロードして仮想化を作ったのが、今年の5月で以外と最近だったw
もっと前の事だと思ってたな。
モジュールのロードは
[root@take ~]# modprobe kvm_intel [root@take ~]# lsmod | grep kvm kvm_intel 54394 0 kvm 317504 1 kvm_intel
lsmodで確認しよう。
続いて必要なものをインストールしておく。
[root@take ~]# yum install -y gcc kernel-devel zlib-devel pciutils-devel pciutils-libs glib2-devel bridge-utils
Installed: kernel-devel.x86_64 0:2.6.32-358.18.1.el6 pciutils-devel.x86_64 0:3.1.10-2.el6 zlib-devel.x86_64 0:1.2.3-29.el6 glib2-devel.x86_64 0:2.22.5-7.el6 bridge-utils.x86_64 0:1.2-10.el6
これだけやっとけば問題ない。はず。
前回は初回なのでYumでやろうって自分で書いてるので、おすすめはソースからみたいなので2回目だし本家サイトからソースをDLしてきた。
http://www.linux-kvm.org/page/Main_Page
DLしたのはqemu-kvm-1.2.0.tar.gzだった。
以下は定番だけど
./configure make && make install
おそらく問題ないはず。前回はなんでか上手く行かなかったけど、やはりそれほど問題ではない。
(なんてことを書いてるけど、実は最初にまたYumのGropuInstallでやったけど、後のネットワークの設定がうまくいかずにソースコードに切り替えたのだw)
続いてゲストOSのイメージを用意しよう。たけけんはrikenからCentOSをDLした。
下準備ができたらゲストOSの領域を確保していく。
[root@take ~]# qemu-img create -f qcow2 vm02.img 5G Formatting 'vm02.img', fmt=qcow2 size=5368709120 encryption=off cluster_size=65536 lazy_refcounts=off
なぜ最初なのに02なのかというと、02しかメモってなかったマヌw
最初は00でやってます。
今回はゲストを3個作ったのですが、すべて5Gでメモリは512MBにしてます。
では動かします。
[root@take ~]# qemu-kvm -hda vm00.img -m 512 -monitor telnet::10001,server,nowait -vnc :0 -daemonize -cdrom /root/iso/CentOS-6.4-i386-minimal.iso -boot d
それぞれのオプションの意味を調べてみてください。
ちなみにこのオプションだとネットワークには繋がっていないのですが、前回のCentOSでやった時になぜ繋がってたのかというと、VMwareでホストを作った場合で、そのホストのネットワークがVMwareの仮想NICのNAT設定だった場合に、おそらくですが、VMwareで自動的に仮想でIPを割り当ててます。
そしてNATで、外に通信ができるという事だ。と思う。
でもネットワークが異なってるので、ホストサーバーから接続とかできませんでした。
もう終わってますが、次回にネットワークの設定をやろうと思ってます。
んでは、インストールに戻ります。と言ってもCentOSを入れるだけだがww
今回もUltraVNCを使ってます。ホストサーバーのIP:VNCの番号を入れてConnectしましょう。
192.168.0.51:0 こんな感じ。
上の画像だとIPがウィンドウズのネットワーク内で、接続もブリッジ接続のなので、説明とは違うときのものですが、狩に仮想NATの設定でインストールしたとしてCentOSをインストールし終わったとしましょう。すると
こんな風にまた別のネットワークが作られます。クラスAです。
ホストのホストサーバーであるWindows側で調べたけど、このネットワークは仮想NATに入ってなくってなんだか謎です。どこから来たのか。やってきたのか。
VMwareの機能だと思うのだがなあ。
てな感じで、今回はこの辺で終わって次回はホスト側でブリッジを作ってネットワークを作ろうと思います。
これをやるとホストサーバーからゲストサーバーにログインできます。
おまけですが、今回はゲストサーバーを3個作って軽く動作テストしたんですけど、軽い!とくにサービスを動かしてないとわりと軽いってことが分かった。
むしろ大本のWindowsの動作が一番重かったりするんだよな。
おっと。スペックを書いてませんでした。
ホストサーバー Windows8 CPU Corei3 仮想 VMwarePlayer
ゲストサーバー兼ホストサーバー Scientific Linux 仮想 2コア MEM2GB KVMをロード
ゲストサーバー1、2、3 CentOS 仮想?コア MEM512MB
下の画像はゲストサーバーを3個起動して、動作テストです。
左上はインストール中、右上は起動中、左下はYumupdate中です。
右下はホストサーバーのScientificですが、重さはないです。
Windowsがちょっとだけ重い。
ってな感じっす。
これを物理サーバーで動かしたいのだけど、高いし、やっぱりレンタルサーバーかなあと思うけど、それでもちょっと高いよな。
宝くじでも当たらんかなあw
今度、レ・ミゼラブルの劇を見に行くので、ヒュージャックマンのレ・ミゼラブルで予習しとこう。