若干おひさしぶりな日記です。
相変わらずゲストOSのベンチマークをちょこちょこやってて、というかFreeBSDのベンチって言った方が合ってるかもしれない。
こないださくらのクラウドでも試してみて、FreeBSDじたいがほかのOSよりも数値が低くなってしまうのは確実だなあってことになったんですが、さくらのクラウドにはプリインストールみたいな機能があって、OSを選択したらインストールと初期設定的なところが終わった状態のイメージが入ります。
ホスト名とrootパスは変更できます。
今回はそれでUnixBenchを試してみました。これでさらに確実になるという訳です。
あ、それとインストールほやほやの時にUnixBenchができなかったわけがわかりました。
今回はその辺もさらっと書こう。
OSが起動したら初めにコンソールから(たけけんはVNCから繋いでます。)sshでつながるようにだけやる。
# vi /etc/ssh/sshd_config #Port 22 Port 10022# PasswordAuthentication no PasswordAuthentication yes service sshd restart
関係ないけどセキュリティアップデートをして、fetchでtarをDLした。
root@take:/root # freebsd-update install Installing updates... done. root@take:/root # fetch http://byte-unixbench.googlecode.com/files/UnixBench5.1.3.tgz UnixBench5.1.3.tgz 100% of 139 kB 241 kBps
ちなみにこのままだとmakeとRunもできません。前回はwgetをportから入れるという超強引な措置をしてましたけど、perlを入れたら解決した。
root@take:/root/UnixBench # ./Run ./Run: Command not found.
こんな感じで失敗するので、perlを入れてみる。
root@take:/root/UnixBench # pkg_add -r perl Fetching ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/amd64/packages-9.1-release/Latest/perl.tbz... Done. Removing stale symlinks from /usr/bin... Skipping /usr/bin/perl Skipping /usr/bin/perl5 Done. Creating various symlinks in /usr/bin... Symlinking /usr/local/bin/perl5.14.2 to /usr/bin/perl Symlinking /usr/local/bin/perl5.14.2 to /usr/bin/perl5 Done. Cleaning up /etc/make.conf... Done. Spamming /etc/make.conf... Done.
Perlを入れたら次はグラフィック類のBenchをしないようにコメントアウトする。
#GL_LIBS = -lGL -lXext -lX11 #ifdef GRAPHIC_TESTS #GRAPHIC_BINS = $(PROGDIR)/ubgears #else #GRAPHIC_BINS = #endif
これでmakeしてRunしたら実行できた。
これだけでOKなので、Benchが終わったらサーバーを削除する。
停止だけだと課金は続くので注意すべし。
そしてスコアはやはり同じ感じだ。
System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX Dhrystone 2 using register variables 116700.0 18544841.9 1589.1 Double-Precision Whetstone 55.0 4137.1 752.2 Execl Throughput 43.0 3023.5 703.1 File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 66683.5 168.4 File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 83268.5 503.1 File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 64459.0 111.1 Pipe Throughput 12440.0 2039622.9 1639.6 Pipe-based Context Switching 4000.0 368963.9 922.4 Process Creation 126.0 10267.6 814.9 Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 6683.2 1576.2 Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 1015.7 1692.8 System Call Overhead 15000.0 1540522.5 1027.0 ======== System Benchmarks Index Score 739.5
一応2回やったけど同じくらい。
System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX Dhrystone 2 using register variables 116700.0 18416756.0 1578.1 Double-Precision Whetstone 55.0 4106.4 746.6 Execl Throughput 43.0 3339.5 776.6 File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 67152.0 169.6 File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 83228.9 502.9 File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 65387.0 112.7 Pipe Throughput 12440.0 1989762.5 1599.5 Pipe-based Context Switching 4000.0 363898.2 909.7 Process Creation 126.0 10088.5 800.7 Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 7331.8 1729.2 Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 988.0 1646.7 System Call Overhead 15000.0 1520436.0 1013.6 ======== System Benchmarks Index Score 745.7
といっても、ファイルコピーがダントツで低いので、SSDでやれば変わるかもしれないな。
てことでSSDにしてみて、どう変わるのかやってみた。
System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX Dhrystone 2 using register variables 116700.0 18667056.2 1599.6 Double-Precision Whetstone 55.0 4124.8 750.0 Execl Throughput 43.0 3476.6 808.5 File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 159344.0 402.4 File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 147668.6 892.3 File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 152959.3 263.7 Pipe Throughput 12440.0 2058549.6 1654.8 Pipe-based Context Switching 4000.0 364574.2 911.4 Process Creation 126.0 9795.8 777.4 Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 6681.0 1575.7 Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 901.4 1502.3 System Call Overhead 15000.0 1519983.3 1013.3 ======== System Benchmarks Index Score 893.3
FileCopyがHDDとSSDとでだいたい2倍くらいになった、たしかだーいぶ昔にストレージのベンチマークをやって、HDDとSSDでだいたい2倍くらいの変化があったような記憶がうっすらある。
これはこれで問題なしか。
もともとが少なすぎるから2倍になったところでってことかしらね。
ちょっと考えたら予測できたけど、実施やらないと「まだ仮説の段階だ。」って某人気ドラマのガリレオの言葉でもあるし。
まあいいか。
むうむう、あとやれることは仮想サーバーじゃなくて物理サーバーを用意して、それをテストサーバーで試すしかないなあってことになってくる。
あくまで仮想は仮想だという部分はなくならないからなあ。
あと、先のニュースでプロバイダをまた変えようかなあと思ってたので、固定IPが安いプロバイダにして自宅サーバーも開拓するのもいいかもしれないなあ。
サバフロンティア、みたいな。
ま、とりあえずこれで終わろうかなと。
今の(プログラムを調べて考察できるほどOSの知識がない)段階でここにこだわってても仕方ないので、次に進もうかなと思ってます。
近いうちに買うと思うけど、年末でいろいろ必要になると思うので、自宅サーバーはちょっと保留。