Debianをインストールしよう
とりあえず初回はCentOSをインストールして、前回は本命のDebianのcfgを作成したところです。
今回はひさしぶりに失敗の連続で、参考サイトも飛び飛びになってしまってるのですが、とりあえずインストールが終わって使えるとこまで進んだのでまとめてみようと思います。
インストールサーバーの構築とかは前回と前々回の日記を参考にしてね。
自宅サーバー購入に向けて~インストールサーバーを作るの巻
自宅サーバー購入に向けて~インストールサーバーを作るの巻 弐
まず
前回作ったks.cfgは使えませんでした。
こ・・・こわい。
郷に入っては郷に従えと言いますし、ここはおとなしくpreseedを作る方向に進みます。
まずは準備からいくと、tftpboot/boot.msg(OSを選択する画面)の編集と、tftpboot/pxelinux.cfg/defaultの編集。
[root@take01 ~]# cd /var/lib/tftpboot [root@take01 tftpboot]# vi boot.msg ==================================== Welcome to kickstart installer ==================================== 1. CentOS 6 AUTO 2. debian 7 Manual 3. debian 7 AUTO test
ちなみに前回は意図してなくって自動ではなくて手動でインストールになってしまっていた件ですが、これはappendにオプションをつけることでクリアできた。けど、cfgにミスがあったらそこで止まってしまうので、スタートをしてお風呂に入って出てきた頃に終わってるという技は使えないから気をつけろ~!
だけどスクリプトが自動でやっている様子を見ると何故か気持ちいいですね、なんだこれ。
そうそう、修正&追加したdefautファイルは下のやつですが、これは参考程度にして自分の環境に置き換えればきっと上手くいくはずです。
とは言うもののCentOSの方は自動インストールが成功していますが、DebianはPreceedの作成がまだ上手く行ってません。
ググって調べてもPreceed作成はちょっと難儀している様子をしばしばみかける。
資料はあるのだけど、すごい量なのでちょっとしんどいw
あとはDeb系とRHEL系でappendじたいの記述も違うようだからそこは気をつけないといけないみたい。
でもCentOSがホストでも大丈夫だったのは良かった。
[root@take01 tftpboot]# vi pxelinux.cfg/default prompt 1 display boot.msg label 1 kernel /CENTOS62-x86_64/vmlinuz append auto=true ks=http://192.168.24.62/ks/ks.cfg initrd=/CENTOS62-x86_64/initrd.img locale=ja_JP.UTF8 console-keymaps-at/keymap=jp106 label 2 kernel debian-installer/amd64/linux append initrd=debian-installer/amd64/initrd.gz locale=ja_JP.UTF8 console-keymaps-at/keymap=jp106 label 3 kernel debian-installer/amd64/linux append auto preseed/url=http://192.168.24.62/ks/preseed.cfg initrd=debian-installer/amd64/initrd.gz locale=ja_JP.UTF8 console-keymaps-at/keymap=jp106
インストールサーバーを作ってみた感想は、これがあれば、CentOS5でもCentOS6でもDebian系でも、Linuxのイメージとコンフィグファイルを置いておけば、いつでも何台でもサクッとできちゃうということですね。
こりゃあ便利だ。
全自動化はまだできていないけど、とりあえず目標だったインストールはできたので、ひとまずインストールサーバーを作ろうの巻は終わろう。
また時間とかあるときにCFGファイルを作ればいいのさ。