いくら自分のスキルや技術ネタのアウトプットを前面に出していきたいと思っているとは言え、流行りだったり、自分のブログがどれくらい読まれているのかとか、そこに価値はあるのかい?ってのはどうしても気になってしまうものだと思うし、その辺りのこともうまく取り込んで自分のモノにしたいという願望は誰しもがあるのではないかと思います。
中でもGoogleの検索結果はわりとみんなが気にするところではないでしょうか。
けっして人気ランキングではないけれど、検索結果の上位に来るというのは、何かしらの理由があると思います。
GoogleAdsence枠ではなくて上位に表示されるってことです。
常に新しいもの、これからのもの、時代を動かすようなものを取り入れていって、GoogleReaderやGooglePageSpeed(これはこないだのニュースで知りました。)やら、よく利用されているコンテンツだろうがバッサリ!と切り捨てゴメンなGoogleのことだから、何かあるんじゃないか?ってことはコナン君じゃなくても考えてしまうと思うんです。
ところで、検索結果ってのは、横棒がつくかつかないかという小さな事でも大きく結果は変わってしまう場合もあります。
SSDストレージの普及
http://www.vincentina.net/?p=2873
というのを2013年2月に書いた日記ですが、レンタルサーバー・レンタルサーバで結構違ってました。
んで、このブログでも上位に来るキーワードがあって、「つーかコンテンツからっしょ」っていう自分のブログの人気記事ランキングを1年に1回ほどやってるのですが、その中でもレンサバでRailsを利用する記事は2年か3年ほど連続?でランキング入りしています。
レンタルサーバー Rails
レンタルサーバ Rails
どちらでググっても、横棒アリでもナシでも、2015年5月現在は、うちの日記がだいたい3番目くらいに表示されます。
っていうか今までもだいたい上位だったはずです。
さくらのスタンダードサーバーにRailsをインストールしてみる。
http://www.vincentina.net/?p=2901
というタイトルですがこれが日本中で表示されます。
すごい宣伝効果だ!なんて話は置いておいてw
こういった調査を重ねて行って、どういうネタが良く読まれているのかということや、そのネタに興味がある人が多いということだったり、自分の書いたことが有益だったってことなどを考えるうえでの1つの判断基準になるわけですね。順位の推移については、その時の流行りなんかもおそらくあると思います。
なので、仕様が変わった後もNodeJSを利用することでRailsが使えることを試したのですが、そちらの記事はなぜかランキングが低い・・・。(なぜに〜)
という事も、もしかするとこれから話すことに関連するのかもしれません。
では検索結果の話に戻りますか
以下に並べたのは、さきほどの検索キーワード「レンタルサーバー Rails」でググった時の結果です。
Sqale – 開発者のためのホスティングサービス【スケール】 Ruby …
https://sqale.jp/
Sqale – Sqale について
https://sqale.jp/about
さくらのスタンダードサーバーにRailsをインストールしてみる。
www.vincentina.net/?p=2901
2015年5月9日現在は、こんな結果になります。
ここであることに気づきます。
Sqale?
GMOペパボのクラウドサービスです。
クラウドサービスなんです。
クラウドサービス
何に驚いたのかと言うと、レンタルサーバーというキーワードを含んだ検索でクラウドサービスが出たということにです。かなり驚きました。
お試しが15日使えるようなので少し使ってみました。
仕様はよく分かりませんが、コンテナサービスだと思われます。
初回ログインはTwiterやGitHubと連動することができました。ナウいですね。
利用はPHP系かRuby系かどちらかを選択して、アプリケーションを作成!としてからだいたい30秒で出来上がって、情報がズラズラと出ますので秘密鍵を登録してログイン!
$ ssh -p 2222 sqale@gateway.sqale.jp Warning: Permanently added the RSA host key for IP address '[54.249.234.111]:2222' to the list of known hosts. sqale@rails-takekentw-1:~$
だいたい1分もあればOkでした。
でもって、DNSの浸透を待ってウェブアクセスして確認してみると、「準備が出来ましたのでコードをデプロイしてアプリケーションを公開しませう!」という表示が。
PHP系も選択可能なので短期間のWordpressの運用にも向いているようです。
ワンクリックポン!ですね。
ついこないだOpenstackをイジった時に、Openstackとは開発者が利用者の求める構成を用意して、利用者はワンクリックでその環境が手に入るんだってことを書きましたが、まさにそれにかなり近い形なのではないかと思います。OpenstackはKVMも利用できますから、また違った形でもコンテンツを作ることができるでしょう。
うーん。ということは、これからこういうワンクリックで利用者が利用できる形のサービスがどんどん出てくることでしょうね。
少しベクトルを変えて
今度はエンドユーザな話で、Wordpress レンタルサーバーでググってみたところ比較サイトがズラッと表示されました。これは数年前に予想した状況がズバリ的中しました。
それと同時に、エンドユーザーが簡単にワンクリックでWordpressな環境が手に入れるコンテンツというのはまだ敷居が高いのかな?と思える結果でした。
さきほどのSqaleでも、秘密鍵のインストールだったりは初心者には敷居がまだ高いかもしれません。Wordpressのインストールじたいは通常に行います。
じゃあWordpressのワンクリックポンなものはまだないのかというと、コンテンツは既に存在しています。
1つはさくらのクラウドではスタートアップスクリプトを使ってwordpressな環境がほぼワンクリックポンで用意できます。
レンタルサーバより簡単!「さくらのクラウド」でWordPressをインストールする。
http://wslash.com/?p=5181
が、これはサーバーの運用も必要なのでまったくの初心者には厳しいと予想されます。
その辺りの兼ね合いもあって、「レンタルサーバー Wordpress」の検索結果は従来のレンタルサーバーの比較サイトがズラリと並んでいる状況だと、たけけんは予測します。
この辺りのバランス感覚を先読みしたコンテンツが出てくるのが楽しみですね。
ひゃっはー。